2011年7月8日金曜日

Nixon Shock (August 15th, 1971)

1945年に第二次世界大戦が終わったときには、アメリカ本土は戦火に包まれなかったこともあり、GOLDがたくさん集まっていました。アメリカは35ドル=一オンスのゴールド(約30g)を交換すること約束、その他の国の通貨はアメリカドルと交換比率を固定しました。(ブレトンウッズ協定)
http://en.wikipedia.org/wiki/Bretton_Woods_system

1970年までに、アメリカはベトナム戦争の出費、貿易赤字、財政赤字と借金が増えていったため、政府が紙幣を増刷しはじめ、インフレが進んでいきました。

それを見た、外国は米ドルの価値に疑問を持ち始め、ドイツ、スイスが協定を脱退、フランスもそれまで持っていた米ドルを大量にゴールドに交換し始めました。

次々にゴールドが国外に流出する事態と、インフレが5.8%となってきたため、8月15日、ニクソン大統領は事前に国会に相談することなく、米ドルとゴールドの交換を停止すると発表したのです。(その他は、90日間の賃金とものの値段の変更の禁止、10%の輸入完全)
http://en.wikipedia.org/wiki/Nixon_Shock

それから、世界は変動為替へと移行、各国の中央銀行は紙幣の印刷を次々とはじめたのです。

今年の8月15日になにかありそうと思うのは僕だけかな?


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