デンマークのオンラインメディア、Spiegel Onlineがスロバキア連立与党の一党Freedom and Solidarity (SaS, 自由と連帯)党首のRichard Sulik氏にインタビューしてます。
スロバキアの国会は11日にEFSFの予算拡大に関する採決をします。
Richard Sulikさん率いるSaS党はすでに反対を表明していて、その理由について説明しています。
1、「ユーロ議案125条では、他国の債務を支払う義務はないこととなっている。」
2、「ギリシャは、債務を払えないのであればいったんディフォルトし、債権者は債権の大幅な減免、放棄をし責任をとるべきだ。」
3、「EFSFは、予算の支出の削減と厳格な運営をすべき。やみくもに拡大すべきではない。」
「債務救済金額と権限を巨大にすることそのものが、ユーロの最大の危機である。」
んんー、おっしゃるとおりだ。
インタビュー記事を読んでみると、スロバキアは現在連立政権4党で構成されていて、SaS党の議席は数はすくないようです。その他3党が賛成すると採決は成立するので、まだ否決されるかははっきりしてないようです。
スロバキアは、ルーマニア、ハンガリー、オーストリア、チェコ、ポーランド、ウクライナに囲まれた人口約500万人の小さな国だけれども、ユーロ17カ国の一票を担っています。
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