2011年12月27日火曜日

Silver Volatility - Exposed - Office Series 14

BrotherJohnFさんのオフィスシリーズで先物市場と現物市場の価格のかい離を説明しています。

ここしばらく商品先物取引市場での銀価格は下がり傾向なのですが、取引所でのペーパー取引額は実際の世界での銀生産額の200倍以上あります。(商品市場最大)

穀物の場合、確かに天候、事故、政治などによって相場の価格が変わるわけですが、銀の生産、精製は穀物等にくらべて影響はすくないはずです。

なのにどうしてこう銀の価格ははげしく上下するのでしょうか?唯一考えられる理由は、何者かが(米政府、金融モンスター)生産額の200倍以上の紙取引がおこなわれる商品市場を使って価格操作をしている以外に理由がみあたらないのです。

日本でも現物市場では、すでに価格のかい離がはじまっており、1オンスのイーグル銀貨(30g)は楽天では6000円以上になってきており、半年前は4000円くらいだったのですでに50%くらい価格が上がってきています。

というわけでBuy physical silver!!

2011年12月26日月曜日

'Euro - the EU's suitcase without a handle'

EUの議員(英国南東地区代表, Member of Parliament)のDaniel Hannanさんのインタビューです。

ようするに経済の格差がある国々がひとつの財務統合なく通貨だけを統合するのが無理なわけで、また貿易障壁を少なくすることが目的なのに結果的に、規制と官僚システムが大きくなりすぎてしまっていると言うことです。

なんか。。。どこかの国もおんなじですね。Hannnanさんの話し方がわかりやすいのでぜひ見てください。

2011年12月24日土曜日

Happy Christmas!!

今日はクリスマスイブなわけですが、ご存じのとおりイエス・キリストの誕生日が25日なわけです。生きていたら明日で2012才になるのかな?

キリストが生きていた時代にはすでに金貨、銀貨はおかねとして流通していました。したの銀貨はローマ帝国で使われていたデナリウス銀貨です。当時、一つ一つ手作りでつくられていたものですが今日でもたくさん残っています。

キリストには12人の弟子がいたわけですが、その一人ユダに銀貨30枚で裏切られ、それでつかまって十字架にはりつけられたのです。

聖書には銀貨30枚とあるのですが、種類がどれとは記載がないため正確にはわかりませんが、おそらくこのデナリウスに近い銀貨だと思われます。一枚の重さは約3グラム。一日の給料分に相当したそうです。また、30枚が奴隷一人の値段だったそうです。

約2000年後の現在、一オンス(30g)=30ドル、一グラム=70円???

なにかがおかしい。世界と日本のみんなにとってよいクリスマスでありますように。


2011年12月23日金曜日

Driver's miracle escape on snowy Russian road caught on camera

ますます寒くなってきましたが、雪道の運転にはみなさんくれぐれもお気をつけて。

Buy physical silver!!

妹の2人目の子供が生まれたので、お年玉の準備中です。

先日この1000円銀貨を一人20枚づつ=40枚入手しました。20グラムで92,5%の銀が入っています。

発売は1964年東京オリンピックがあった年の記念貨幣でもう40年以上たつ古いものですが、れっきとした日本政府の認める現役の貨幣でもあります。

これを姉妹それぞれ毎年1枚づつお年玉としてあげる予定なんですが、本人が自由に使っていいのは本人たちが20歳になったときに制限します。

間違いないことは、子供たちには20年後がかならずおとずれる。

だけど1000兆円の借金をかかえた日本政府が51%の株式を保有する日本銀行が発行する日本銀行券の購買力が保たれるとはとうてい思えない。

その時、このシルバー1000円は姉妹を守ってくれるだろう。

Hyper Report (Dec 22nd)

HyperReportさんがまとめたアメリカ経済アップデートです。

その中では7ー9月期の銀行差し押さえ住宅件数が4-6月期から21%も増えてるとかアメリカの借金が15,18Trillion Dollar (約1184兆円)突破してアメリカの経済全体GDPの100%超したりとか、もうむちゃくちゃな事態になってきました。

まぁ、日本の借金も約1000兆円でGDP比では212%なんでうちらのほうがもう完全にコンントロール不能ですがね。

参考までに財務省のリンク:

2011年12月22日木曜日

Bank run by Banks!?

ヨーロッパ中央銀行(ECB)が金利1%、3年間の融資で無制限にお金貸します、と大盤ぶるまいしました。

結局、ヨーロッパの銀行523行が殺到。ECBは890億ユーロ(約50兆円)の融資をすることになりました。

金利1%で3年間無制限で貸してくれるんだからそりゃ殺到するよね。


2011年12月21日水曜日

Rice Backed Currency:- Omusubi

愛知県豊田市の地域通貨おむすび通貨はおむすび一個分の地域でとれた玄米を担保にした通貨です。

http://www.f-money.com/q-a/

Websiteを見る限りではなかなかがんばってるようですが、おむすび一個分が何グラムに相当するかがいまいちよくわからないです。

あと説明の中に:-

「・・・金や銀は富の”象徴”ではありますが、金や銀によって空腹を満たすことも子供を育てることもできません。つまり、金銀財宝で担保されたお金は生命世界とは切り離された虚構的な世界に価値を見いだしているのに対し、おむすび通貨は生命世界とつながった実体世界に価値を見いだしているといえます。」

たしかに金・銀そのものを食べることはできませんが、それは通貨(お金)だからです。時の政権の意向により無限に印刷ができる紙幣とくらべ独立した、金・銀は正直なお金なのです。

だからこそ人類が約5000年前に金、銀を発見してからだれもが安心してものの売買に使ってきたわけです。別に「虚構的な世界に価値を見出している」わけではないですね。

2011年12月20日火曜日

SILVER MINING / Making Doré Bars - Discovery Channel

カナダに本社がありメキシコに銀鉱山をもってるFirst Majestic Silver Corpの銀採掘、精製のようすです。

このナレーションでは80%が産業用に使われているということですが(残りが宝飾品、投資用他)、その理由はいつも書いてますが:-

1、地球上の金属で最も電気抵抗率が低い。
2、地球上の金属で最も光反射率が高い。
3、地球上の金属で最も熱伝導率が高い。

からです。そんな希少な金属なんですが、掘り出して精製するのはこんなにエネルギーもかかるしたいへんなんです。それが一オンス=30ドル、一グラム=72円だのということはどう考えてもおかしいでしょう。

このばからしいほどの現在の銀の値段と崩壊しつつある現在の金融システムが直接的に関係しています。それを世界の人々が知る日は近づいている。

THE SHOCKING TRUTH OF THE PENDING EU COLLAPSE!

新しくユーロ圏の恒久的な金融安全網として創設される「欧州安定メカニズム(ESM)」に関しての説明です。

これ恐ろしい条件が満載です。

しかしEFSF、ECB、IMFやらややこしすぎです。はやくGoldStandardに戻ればすごく話が簡単なのに。

BAC Breaks 4 Handle, Drags Entire Market Down

ついにBank of America (BAC)の株価が5ドルを切りました。以前にも書きましたが、BACは預金額では米国で最大の銀行です。

あと5ドルを切ると、空売りができなくなったり、機関投資家などは見切り売りをいれはじめたりとかするらしいです。


ちなみに日本の大手ではみずほファイナンシャルグループが一番危ないですが、ここも100円切るのは時間の問題です。


2011年12月19日月曜日

Prepare for the worst, Hope for the best

世界のシルバー仲間にこんな準備もはじめています。

http://www.tfmetalsreport.com/blog/3165/guest-post-my-personal-preps

You Like Ron Paul, Except on Foreign Policy?

来年のアメリカ大統領選に立候補しているRon Paulさんについてはいつも書いていますが、外交政策、軍事政策についてのクリップです。

彼は外国に駐屯しているすべてのアメリカ軍を撤退させると言っているわけです。その理由は、ようするに外国で駐屯してアメリカを守るというよりむしろ敵をつくるだけだから。また、軍事費用はアメリカ一カ国でダントツ一位。世界全体の43%をつかっているからです。


下のクリップでは、Ron Paulさんが受け取った現役の軍人からの寄付額は立候補議員全員合わせた額より多いのです。(全体の70%)

つまり現役の軍人もアメリカ国民のために戦うのは誇りとしてるわけですが、イラク、アフガニスタンなど世界中のアメリカ国外に駐屯して戦っていることが、ほんとにアメリカ国民のためになっているのか疑問を持ってるわけです。

アメリカ国民のために命をかけて戦ってくれている軍人のために、こんどはアメリカ国民がRon Paulさんを大統領として政府に送り込むことで戦いましょうと呼びかけているわけです。

アメリカがこれ以上狂暴な国になったら世界中に影響があるわけで、なんとしてもRon Paulさんを送りこまなければなりません。(僕は選挙権ないけどね。)

一方、アメリカ軍は日本から撤退するわけで、日本は日本人の手で守らなければならない。われわれはその覚悟と準備をしなければならない。




Endgame is approaching??


今朝の市場開始からCOMX のSilverじりじりと下げ始め、今一オンス29.00まで来ました。

東京市場ではドルが上がってるためさほどの下落はないですが、今一グラム71,4円あたりです。

先日のBrotherJohnFさんの分析によると、この下の抵抗線は22ドルくらいなので、これからさらに20%くらい下がるかも知れないです。

ただし、今回そうなるといよいよ現物が無くなりはじめるでしょう。また、もう何がトリガーになるかはわからないけれども恐ろしい状況になる気がする。

このボラティリティのせいで、KingworldNewsも週2回くらいのアップデートから今週から毎日アップデートすると言ってます。

2011年12月16日金曜日

Buy physical silver!!

ご存じTiffany & Co.は1837年ニューヨークで創業した宝飾品、銀製品のブランドです。

Tiffanyの銀製品は925で刻印が入っているので安心だし、値段がヨーロッパのトップブランドより安いし、ビンテージものよりもデザインがモダンなので好きなブランドです。(ついでに株式も少し持ってる。)

小型のはかりを買って試しはかってみました。もちろん新品だと高すぎるので中古ですよ。

というわけでクリスマス前だけどBuy physical silver!!

Eric Sprott, Chairman of Sprott Inc. is Interviewed by James West

カナダのファンドマネージャーEric Sprottさんのインタビューです。

基本的には下の記事と同じように、銀先物ペーパー市場で超異常に取引額が大きいことを言ってます。(画像クリックしたらジャンプする。)


Silver Update 12/14/11 Takedown

銀の先物市場での価格は、COMEXで1オンス=28ドル後半、東京市場で1グラム=71円あたりに急落してますが、BrotherJohnFさんの分析です。

銀の市場は実際に生産される量に比べると超異常的に先物市場での取引が多く、一日に取引される額が、年間生産額の5倍以上もあるのです!!

ちなみにAppleの株式がどのくらい取引されてるかと比較していますが、だいたい一日に取引される株式は発行済み株式の50分の一に過ぎません。

トレンド的には今回銀の先物市場の価格はまだもう少し下がる可能性が大きいですが、すでに市場に出回っているシルバーコインなどの現物はどんどんなくなってきています。

ユーロの崩壊と重なるとは思いますが、銀の現物が市場から消えるとき、世界に衝撃をあたえることになるでしょう。その日は近づいている。

Kyle Bass On Rehypothecation And Other Keynesian Endgame Scenarios

ヘッジファンドHayman Capital ManagementのKyle Bassのインタビューです。

結局のところユーロ圏は崩壊に向かっていて、現実的にはギリシャ、ポルトガル等PIIGSは銀行預金がどんどんドイツ、スイス等に逃げています。

昨日ギリシャの中央銀行が発表したところによると、10月の一か月で4,5%の預金がおろされてるらしいです。

http://www.zerohedge.com/news/kyle-bass-rehypothecation-and-other-keynesian-endgame-scenarios

2011年12月13日火曜日

Taiwan and the Silver Situation

SGT Reportに寄稿したアメリカ人の記事です。

彼はベトナムに英語の先生として滞在、そのあと先月11月に台湾に移動しました。

2008年あたりから現在の金融システムに疑念をもち、ベトナム在住のときからGold/Silverを少しづつ貯蓄、先月台湾についてから仕事を探しつつGold/Silverを買い足ししようと思って銀行に行ってみると、やっぱりGoldに比べSilverは入手しずらいようです。

http://sgtreport.com/2011/12/guest-post-taiwan-and-the-silver-situation/#more-27212

MF Global Explained

Hera Reserch LLCがアニメ動画ソフトxtranormalを使って作成、解説したMF Globalの件についてです。



Uemployment and Social Protection Program

近所のバーの仲間たちにも失業中だとかいう話が増えてきたので、あらためて最新の日本の失業率と生活保護のデータと推移を調べてみました。

失業率は4,5%。生活保護受給者世帯数は149万世帯と過去最高です。

日本の失業率は主要国と比べると一見まだ低く見えますが、実体はどうななのかな?近所のお友達でも数人でてきたのでもっと数字は高い気がする。

生活保護のグラフを見ると悪くなる一方。日本の総世帯数は約5000万世帯なので、%で言うと2,8%か。。。(149万/5000万)

チャートはこちらからお借りしました。

失業者数
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html
生活保護
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2950.html

2011年12月12日月曜日

Is A Physical Silver Shortage Spike Imminent?

銀のファンダメンタルズに関する説明です。

銀は、富を保存する(Store of Value)としての価値以外に、その特徴から産業用にも広く使われています。

1、地球上の金属の中で最も光反射率が高い。
2、地球上の金属の中で最も熱伝導率が良い。
3、地球上の金属の中で最も電気抵抗率が低い。

というわけで、買える家にBuy Physical Silver!!


2011年12月10日土曜日

Jon Corzine - MF Global Testimony 12/08/11

おととい12月8日に行われた公聴会の様子です。約2時間で長いです。


2011年12月9日金曜日

Japan Government Bond (1940-1941)

昭和15年ー16年にかけて発行されていた国債のポスターです。

画像はこちらからお借りしました。
http://dr-ar-navi.jp/asm_blog/2011/01/sp.html

Capital Account: William K. Black on MF Global and Jon Corzine Culpability (12/08/11)

Lauren LysterのCapital Accountです。

10月31日に破産申請したMF Globalに関して、別勘定で管理されているはずのお客さんの資金とポジションがUS$1.2Billion(約920億円分)がなくなっています。(ちなみに米国史上8番目に大きい倒産。)

11月4日にChairman & CEOのJon Corzineは自主的に辞職したのですが、なくなったお客さんの資金がどこにいったのかは現在捜査中です。

おとといの12月8日に米国国会に参考人としてJon Corzine氏が呼ばれたわけですが、一言でいうと「細かい資金の動きにはかかわってないんで、知らんよ。」ということです。まぁ、予想どうりの証言だけどね。


Buy physical silver!!

カナダ造幣局のクーガー銀貨です。

デザインなかなかかっこいいですね。日本でもゴールド市場さんで買えるのでぼくもいくつか買ってみようと思います。



2011年12月7日水曜日

Anxious Greeks Emptying Their Bank Accounts

ドイツのメディアSpiegel Online版によると、ギリシャの人たちが銀行に預けている預金をおろすペースが速くなってきてついに10月は最高額8.5Billinon Euro(約総預金額の3%)を記録したそうです。

この傾向は以前からあったわけですが、人々がどんどん不安になっているわけです。2010年から比較するとすでに30%の預金が銀行から下ろされているそうです。

おろしても紙屑ユーロ紙幣を持っててもだめだよ。換えられるうちに、はやく本物のお金GOLD/SILVERにしておかなければ。



Gold and Silver for Earthquake Bond

財務省が来年3月からから新たな個人向け国債として「復興応援国債」を発行すると発表しました。

中身は現在の変動10年の個人向け国債から少し変更してるんですが、買ったあと3年後に、残高100万円枚に銀貨1枚(1オンス)、1000万円以上毎に金貨1枚(ハーフオンス)がもらえるということです。

そのかわり、現行の変動10年の国債より金利が安く、当初3年間が0.05%に固定されるというわけです。

調べてみると、現在の変動10年の金利が0.232%(税後)だから1000万円預けると、一年で23200円。。。それが、復興応援債だと0.05%だと5000円かぁ。その差額は18200円なり。

まぁ、いずれにしても一生懸命働いて、貯金を1000万円を貯めることはそう簡単ではないわけですが、それを預かって利息が23200円だの、5000円だの馬鹿にするのも限度がある。

あと金貨、銀貨がもらえるのはいいんだけど、3年後でしょう?これがまたわかりにくい。

それだったら、1964年の東京オリンピック記念で発行した100円、1000円銀貨発行の利益(=販売コストー製造+地銀コスト)でオリンピック開催費用の助けになったように、復興銀貨をたくさん鋳造してそれを国民たくさんに買ってもらいそれを復興資金に充てればいいのだ。

これなら広く国民に銀貨がいきわたるし、復興資金も国債残高増やさずに済む。おい安住財務大臣、財務省これ読んでるか?あとで電話する。

Earthquake Bond

2011年12月6日火曜日

Buy physical copper!?

銅(Copper)は、金(Gold), 銀(Silver)とともに古くから少額決済の通貨として使われてきました。

アメリカの1セント(Penny)は、一ドルの100分の1だから現在約0.78円。1982年までに鋳造されていているものは95%銅(Copper)です。一枚が2,5グラムだから、約2,4グラムの銅が入っているわけですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Penny_(United_States_coin)

例によってペーパーマネーがあふれているおかげで銅の値段も高騰、これを大量に集めてる人もいるようです。

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2011年12月5日月曜日

See anti-Obama ads spiked by major networks – even Fox!

Swiss America Trading Corporationは、アリゾナ州フェニックスにある創業30年の貯蓄用金貨、銀貨販売ショップです。

そのショップが下のテレビCMを全米テレビネットワーク、NBC, MSNBC, CNBC, ABC, CBS, CNN/HLN とDiscovery Channelに申請したところ、すべてに断られてしまいました。

唯一Google TVがOKを出して衛星放送で12月5日から流されます。CMの内容は見てのとおりですが、アメリカはますます恐ろしい状況になってきました。




Poof, It is gone!!


South Park Bank 投稿者 stewie_g

2011年12月3日土曜日

Ann Barnhardt: The Entire Futures/Options Market Has Been Destroyed by the MF Global Collapse

Financialsense.comを運営するJim Paplavaさんが、商品取引ブローカー会社、Barnhardt Capital Managementを経営していたAnn Barnhardtさんにインタビューしています。

Ann Barnhardtさんの会社は牛肉用の牛、穀物先物取引取次業務が専門で、生産者がリスクをヘッジときに先物、オプションの注文を取り次ぐわけです。

10月31日に商品先物引き受け会社MF Globalが倒産して、お客さんのポジションと資金(証拠金)が本来別勘定であるはずなのに、なんとその後一週間以上も先物のポジションが動かせないまま、かつポジションが移管された会社には資金が移動されていなかったのです。

その額約3万口座、合計900億円がなくなっているのです。

書くと長くなるので詳しくはインタビューを聞いて欲しいのですが、その結果、Annさんの会社はMF Globalに注文を委託していなかったので、直接の被害はなかったのですが、取引所を運営するCME Groupとそのしくみが完全に機能不全で、お客さんの資金が安全でないため廃業することにしたのです。

もうアメリカ、ヨーロッパの金融市場は完全に崩壊しています。クリスマスまでには世界でとても恐ろしいことが起こると思う。

インタビューはココ。 (12月1日収録)

2011年12月2日金曜日

The Gold & Silver Paper Con, Hyperinflation & The Euro Collapse: a SGTreport Exclusive with ‘Ranting’ Andy

SGT ReportのSeanさんは、世界のSilver仲間の一人です。

http://sgtreport.com/

今回はMilies Franklinという米ミネソタ州にある創業30年の投資用貴金属ショップのMarketing Director, Andrew Hoffmanさんに電話インタビューをしています。

GM Channel Stuffing Surges To All Time Record

米General Motorsの11月の米国内の販売とディーラー在庫数の分析です。

とりあえず、GMの資料では11月の販売台数は180402台で、前年同月比で7%アップと一見好調に見えます。

http://www.gm.com/article.content_pages_news_us_en_2011_dec_gmsales.html

ところがzerohedge記事によると販売台数は例によって自動車ローンもやはりまだむちゃくちゃだということ。しくみはディーラーが誰でもいいからローン組ませて売る、それでメーカー、ローン会社から報奨金が払われるのでとりあえずOKという、どこぞの国の携帯販売とかと同じですね。

http://www.zerohedge.com/news/gm-channel-stuffing-surges-all-time-record

あとは、ディーラーが引き取った時点でメーカーの販売数としてカウントするとか。まぁ、現在も半官半民のGM=Government Motorsならなんでもできるだろうな。

というわけで、注目の数字は11月末時点のディーラー在庫数が過去最高623666台!! いやこれって、月間販売数の3倍以上じゃないか。なんで7%も前年度比増なのに在庫が過去最高になるの?

2011年12月1日木曜日

Marc Faber - Be Careful, The Chinese Economy May Crash

Mark Faberさんはスイス人の投資家、Publisherで拠点はタイのチェンマイです。

Kingworld NewsのMark Faberさんの中国経済に関するインタビューです。

バブルが崩壊しつつある中国で、急速な勢いで資金が中国を引き上げてるわけですが、金融当局が金融緩和(まぁようするにペーパーマネー印刷)するとさらに、資金が中国を離れることを加速するでしょうということです。


Peter Schiff Explains What Today's Global Fed-Funded Bailout Means For The Future

昨日、主要国の中央銀行、カナダ中央銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行(ECB), 米国連邦銀行(FRB)、スイス銀行が協調して主にドル資金を拡大供給すると発表しました。

むずかしいこと言ってますが、ようるすにヨーロッパを中心に銀行同士が怖くなって貸し借りするのがかなり難しくなってきてるわけです。それで中央銀行が困ってる銀行に貸してあげるよっていうことです。(でなければ、銀行が急につぶれるから。)

ていうか、どうして日銀(つまり日本国民の税金)が外国の銀行のためにさらに安い金利で貸してあげなきゃいけないのか?欧米の銀行が貸し借りに困るのは彼らの問題でしょう?返せそうにない相手に貸すからこうなるのだ。ゾンビ銀行(日本もそうですが)が生き残ってはいけない。

Peter Schiffさんの解説と日銀の資料を添付しました。

http://www.zerohedge.com/news/peter-schiff-explains-what-todays-global-fed-funded-bailout-means-future


BOJ113011