2011年11月30日水曜日

Chris Martenson's presentation at the Gold & Silver Meeting in Madrid

Chris Martensonさんは、もともとは科学者ですが、約10年前から現在の社会のしくみが継続出来ないと感じ、世界の現状と向かっている方向について情報を発信しています。

http://www.chrismartenson.com/

これはスペインのマドリッドで行われたGold & Silver Meetingでのプリゼンテーションです。下のgoldmoneyのリンクからは70分全部が見れます。


http://www.goldmoney.com/video/martenson-presentation.html

2011年11月29日火曜日

AMR, American Airlines File for Bankruptcy

アメリカン航空がChapter 11(会社更生法)を裁判所に申請しました。


James Turk - Bullish Flag Pattern to Quickly Send Silver to $70

James Turkさんは、このパターンだとSilver $70まで上昇は速いだろうと言ってますが、さてどうなるか?

http://kingworldnews.com/kingworldnews/KWN_DailyWeb/Entries/2011/11/28_James_Turk_-_Bullish_Flag_Pattern_to_Quickly_Send_Silver_to_%2470.html

Ron Paul Explains His Plan For "Monetary Freedom" And Returning To The Gold Standard

Ron Paulさんの最新のインタビューです。Fox Newsの司会のJudge Napolitanoさんは、メインメディアの中でもストレートに発言するので有名です。

JudgeさんがRon Paulさんに現在のペーパーマネーシステムからGold Standardに戻るには?どう戻ればいいのか?を質問しています。

政治的自由(Civil Liberty)とおなじくらい、経済的自由(Economic Liberty)を獲得することは重要なのです。経済活動で毎日つかう通貨のコントロールを失っていることが現在の世界の借金問題の元凶になっているのです。



2011年11月28日月曜日

A Look At The Key European Auctions, Pardon Global Events, In The Coming Week

今日月曜日は日経平均前場144円高となり、「自律反発の流れが一段と強まる。。。」(フィスコ)とか日本はあいかわらずのんきなこと言ってますが、ヨーロッパまだまだ年末まで国債発行目白押しです。

添付がそのスケジュール。今日28日と29日にはイタリア国債一本ずつ発行が予定されてますね。Good Luck!!

http://www.zerohedge.com/news/look-key-european-auctions-pardon-global-events-coming-week

Let's go, Osaka!!

大阪市長、大阪府知事ダブル選挙で大阪維新の会橋下さん、平松さんが当選しました。

今回の投票率は40年ぶりに60%になったということですばらしいことだ。大阪都構想をめざすということですが応援したいです。橋本さんにはツイッターで祝電を送っておこうと思います。

ところで日本の最大の問題は2つあります。

1、ペーパーマネーシステム--->このせいでついつい借金がしやすくなり1000兆円も債務を抱えることになってしまった。

2、中央集権制度--->これによって地方の予算、自治の裁量がほとんどない。道州制を導入して、国レベルは外交、防衛だけであとはすべて地方にまかせるべきだ。

もう世界同時金融危機はさけられないけれども、少なくともそのあとから立ち直る可能性がすこしはあるかな。でも、ペーパーマネーシステムを最大の問題の一つと理解している人はほとんどいないのが心配です。

2011年11月27日日曜日

Prepare for riots in euro collapse, Foreign Office warns

英Daily Telegraph紙によると、ユーロ圏にある英国大使館は本省からユーロが破綻した場合にどう英国人を保護するかについて準備、計画せよとの指示がでているそうです。

現実的には、ユーロが破綻するとすぐ預金封鎖になりますが、それ以外にも、ギリシャ、イタリア、スペイン等で暴動が拡大することは間違いなく、そこからどう脱出するかです。

破綻するとかしないとかいうことより、もういつになるのかという状況です。


2011年11月25日金曜日

Buy physical silver!!

今日は仕事の帰りに自由が丘に寄ったんですが、やはりこの手の貴金属買い取りの店はどんどん増えて夜な夜な買い取っているわけです。金歯もOK。

で、やはり買い取りだけで売っていないのはなぜ?(中国に向かっている。)GOLDとかのネックレス、ブレスレットとか持ってても絶対に売ってはいけません。(若い人は金歯なんていないと思うけど。)

それでも今日はイーグル銀貨が一枚2800円ととても安かったので買いました。

少しずつでもBuy Silver!! どうやら今日は欧米市場でブラックフライデーかな。でも、シルバーはぼくを守ってくれるだろう。




Thanksgiving Tally: Lunatics And Hacks Win As Gold Up 19.3% YTD; S&P Down 7.5%

今日は米国市場がThanks givingで休みなのですが、ドイツの国債札割れ、日経平均も年最安値を更新などなどつぎつぎと悪いニュースが出てきています。

そんななか結局のところ1年間のパフォーマンスをみると、S&Pが7.5%ダウンするなか、GOLDは19.3%上昇。

結果的に市場はGOLDとペーパーマネーシステムの借金漬けでむちゃくちゃな状態になった世界より、正直なお金のシステム(GOLD Standard)を支持しているということではないのだろうか?

http://www.zerohedge.com/news/thanksgiving-tally-lunatics-and-hacks-win-gold-193-ytd-sp-down-75

2011年11月22日火曜日

Saving Money - Explained - Office Series 13

BrotherJohnFさんのオフィスシリーズ最新版です。

そもそもお金の定義とは?お金をためることとは?

Currency = 通貨(日本の場合は日本銀行券)
Money = お金(Gold and Silver。ちなみに銀行=Silver House)

人類がお金(Gold/Silver)を見つけてから約5000年になりますが、お金の条件は以下です。

1. ものの交換の手段であること。(Medium of Exchange)
2. 計算上の単価であること。(Unit of Account)
3. ポータブルであること。(Portable)--->不動産では動かせないですね。
4. 耐久性があること。(Durable)--->魚でぶつぶつ交換は無理ですね。
5. 分割可能であること。(Divisible)--->Silver/Goldは溶かせば分割できるけど、ほかのものではむずかしいね。
6. 代換可能であること。(Fungible)--->僕がもっているGOLDと他の人が持っているGOLDは重さが同じ限り、まったく同一ですね。これは小豆、米とかだと種類や状態が微妙に異なるため同一ではないですね。
7. それそのものに価値があること。(Store of Value)--->日本銀行券では?? ドル紙幣では??

歴史的には20ー70年単位で、通貨のしくみは変わっています。前回は1971年(ニクソンショック)、その前は1945年(第二次世界大戦終了)。現在1971年から40年経てますね。



2011年11月21日月曜日

Japan's Kokusai Liquidates Remainder Of Euro Sovereign Exposure, Just As European Primary Issuance Supply Surges

日経新聞によると、どうやら国際投信顧問が運用する世界の国債に投資するファンド、「グローバルソブリンファンド(毎月決算型)」=通称グロソブがイタリア、スペイン、ベルギーの国債をすべて売却したようです。

日経記事はココ。

グロソブ(毎月決算型)は、基本的には国債に投資するので比較的安心なのと、毎月配当があるので、日本で多くの人が買っているファンドです。

グロソブ(毎月決算型)の説明はココ

調べてみると10月31日時点では、イタリア(4.1%)、ベルギー(4.0%)、スペイン(1.8%)になってますが、下の11月10日時点ではイタリア全部売ったと言ってますね。ベルギー、スペインについては日経の早耳なんだね。

全部売却したなら、資産規模は現在約2兆円だから、4,1+4,0+1,8=9.9%、約2000億円ぶんかぁ。これだけ売れば国債の金利が急騰してるのはわかるね。

Global Sovereign Open

2011年11月20日日曜日

[KR212] Keiser Report: Vampire Banker Hunter

昨日のKeiser Reportです。

10月31日に倒産したアメリカの商品先物ブローカーMF Globalについてですが、約US$600 Million(約470億円)の顧客のお金がなくなっていることで大問題になっています。

銀行でも一緒ですが、証券、先物取引では顧客から預かっているお金は別勘定で扱わなければならず、たとえ会社そのものが倒産した場合でも預かり資金は無事なはずなのです。やはりというか、倒産直前に会社幹部により資金が盗まれているようです。

倒産の規模としては、今のところそう大きくはないのですが、やはり預かり資金がないというのは業界では影響がおおきく、ではJP Morganは? Bank of Americaは?に預けている資金はだいじょうぶなの?という話になります。


そう考えると、日本でも確かに1000万円までは保護されるはずですが、実際実行されるまでけっこう時間がかかるんじゃないかな。参考までに新生銀行、みずほ銀行の5年間の株価を添付します。はっきりいってもういつつぶれてもおかしくない。

ぼくも資金の移動をしようと思います。


2011年11月19日土曜日

Buy physical silver!!

昨日は仕事の打ち合わせが中央総武線だったので、終わったあとよく行ってる中野のココに寄って帰りました。

http://www.nozakicoin.jp/

先代のおとうさんといろいろ雑談後、イーグル銀貨4枚(一枚3500円)と1000円銀貨(昭和39年発行)を1枚(2500円、写真でペーパー日本銀行券とどちらがいいか比較しているつもり。)買って帰りました。

1000円銀貨は20グラム、92,5%シルバーです。Wikipedia解説はココです。表には富士山、裏には桜とデザインもとてもいいのです。

というわけで少しづつでもBuy physical silver!!

The Four Horsemen of the Dollar Apocalypse

Currency WarsについてJim RickardsさんがYahoo Daily Tickerで解説しています。


UKIP Nigel Farage - How dare you tell the Italian and Greek people what to do !!! Nov 2011

Nigel Farageさんは、英国の政治家で現在South East England選出のMember of European Parliamemtの議員です。

http://en.wikipedia.org/wiki/Nigel_Farage
http://en.wikipedia.org/wiki/Member_of_the_European_Parliament

知らなかったのですが、このEU Parliamenは736名の議員から構成され、EUの法案を決めるみたいです。尚、英国はEUのメンバーだけど、統一通貨ユーロは使ってないわけですね。

Nigel Farageさんの先日16日議会でのスピーチです。ドイツの圧力により、現在ギリシャの首相、イタリアの首相は選挙で選ばれた議員ではなくなりました。

Gordon Chang: The Reasons For China's Imminent Bust

弁護士、経済作家のGordon Changさんの中国経済に関するインタビューです。

日本のメディアにも中国の経済失速の様子がぼちぼち報道されはじめてますが、10月の新車販売が前年比4.2%マイナス、上海の10月の不動産価格が前年比30%マイナス!!という具合です。

まだ、四半期、半期、通期ではその失速がまだ数字で見えてこないですが、一か月ごとに見ていくとあきらかに悪くなっています。


Ireland: "Germany Is Our New Master"

緊縮財政実行中のアイルランドから、予算編成の秘密資料がリークされてるようです。

それによると、アイルランドが緊縮財政案が国会提出前にドイツにお伺いを立てるようになってるみたいです。

まぁ、現実問題そりゃそうだろうなー。


2011年11月17日木曜日

The Silver Bear is Back. Part 8

MrSilverGoldSilverさん脚本のSilver Bear シリーズPart 8です。

解説はのちほどします。

$15,OOO,OOO,OOO,OOOBAMA! - It's Official: Total US Debt Passes $15 Trillion

結局のところ、オバマ大統領が2009年の1月20日に就任してからかアメリカの債務は44,5%増えて、ついにUS$15 trillion (約1,155兆円)突破しました。

例の債務上限の話がまた出るんだろうな。前回上限設定されたのは、US$15.194 trillionです。

日本の国債合計は約1,000兆円だから、そろって世界の2トップです。(国民一人当たりではすでに日本がダントツ世界一ですがね。)


http://www.zerohedge.com/news/its-official-total-us-debt-passes-15-trillion

2011年11月16日水曜日

'Only massive debt restructuring can save EU'

英BBCのAsia版からHedge Fundの創業者Kyle Bassさんのインタビューです。短いけれどもわかりやすいです。

ヨーロッパの債務問題ですが、過去9年に世界の債務は年平均12%(合計3倍)に伸びたのにたいし、GDPは平均4%しか伸びがなかったことを考えると、どう考えてもドイツがEUを支え続けるために、ギリシャ、イタリア、アイルランド、スペイン、ポルトガル(PIIGS)の借金の肩代わりを続けることができない。

ドイツは確かに現在世界No.1の輸出国ですが、その国でさえ過去100年に2回借金すべて帳消しにしているのです。また、ドイツの憲法ではEUの他のメンバーの借金を肩代わり(債務保証など)することを禁止しています。

つまり、どう考えても現在のPIIGSの借金は一度帳消しにする以外に方法はないのです。統一通貨ユーロの解体ですね。1000兆円の国債を抱える日本も同じです。その日はもう近い。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/hardtalk/9639507.stm

2011年11月15日火曜日

Stephen Leeb - You Have to Love Gold Here

KingWorldNewsに掲載されたLeep Capital ManagementのStephen Leebさんのインタビュー記事です。


日本の若い子たちにも日本銀行券=紙屑紙幣となる危機的状況が近づいていることに一刻も早くきずいてほしい。できるかぎり本物のお金であるGOLD/SILVERに換える行動を起こすことを願ってやまない。

2011年11月14日月曜日

Decision Time For Europe: The Definitive Presentation On The Future (Or Lack Thereof) Of The Eurozone

ユーロ危機についてギリシャ、イタリアの債務問題から、ECB, ESFS, G20などなどいろんな情報が飛び交ってわかりにくいですが、政権や救済のしくみがかわろうと、借金の額が変わるわけではありません。

zerohedgeの記事からチャートを二つ。

1、ユーロ諸国の10年物国債の利回り

ギリシャ、ポルトガルの例をみると、イタリアの利回りが7%突破してから10%以上になるにはもう時間の問題だ。


2、ドイツが発行する10年もの国債とその他の国々が発行するものとの利回りの差

ユーロが誕生してからリーマンショックまではほとんど変化がないですね。統一通貨なので当然ですが。。。で、現在はご覧のとおりの差です。




2011年11月13日日曜日

Currency Wars - The Making of the Next Global Crisis

先の記事で取り上げたJames Rickardsさんの新刊"Currency Wars"がアマゾンUSから今日届きました。

今本を読んでいるところです。現在の米ドルを基軸通貨としたペーパーマネーシステムの崩壊が始まっているのはいつも書いていることですが、Chapter最終章には、以下の4つのシナリオが考えられるとあります。

1、米ドル基軸通貨から世界の通貨のバスケット制度
2、SDR (Special Drawing Rights, IMFが1960年代から発行している国家間の決済をする通貨)を基軸通貨とする。
3、Gold Standard (金本位制度)に戻る。
4、世界の通貨、決済システムの完全な超大混乱

1については、米ドル以外の通貨もペーパーシステムだし債務、貿易赤字の解消にもならないので一番可能性が低い。

2は世界の政府(特にG20)、官僚、金融機関等に支持されるけれども、結局は米ドルからグローバル通貨になるだけで問題解決とはならない。

3が一番安定するけれど、実際に実施基準をするための研究等が現在まったくされていない。(方法はいくつかあり、たとえば米ドルの流通量に合わせてGOLDの基準をつくるのか、世界のその他の国の通貨の流通量、GOLD保有量を計算にいれるかなど。)

1,2,3の状況を考えると可能性が一番高いのは4です。しかし世界が大混乱したあとには、3に移行せざるを得ないことになるでしょう。もしくは、大混乱がさらに悪くいく方向(世界戦争など)も十分考えられます。

James Rickardsさんにこの本の日本語での翻訳、出版について連絡してみようかな。日本がおかれた状況について日本のみんなが気付いていないことがとてもとても心配です。

天然資源、食糧、軍事力がなく、1000兆円の借金を抱える日本への影響はおそらく日本史上最大の危機を迎えることになるでしょう。危機はもうそこまできている。時間がない。

2011年11月11日金曜日

Keiser Report: Gold Wars (E208)

昨日のKeiser Reportで僕の好きなJim Ricardsさんとのインタビューがあります。

Jim Ricardsさんは、弁護士、金融/税務アドバイザーなどの資格がありますが、金融、リスク管理、地政学が専門の交渉人っといった感じの人です。地政学と関係してGOLD/SILVER市場、世界の貨幣、政治、歴史についても非常に詳しいです。

ちょっと早口ですが、話の内容は非常にわかりやすいです。

発売されたばかりの"Currency Wars"について話しています。僕のもamazonから発送されたところです。

2011年11月10日木曜日

The Dollar Vigilante Interview

The Dollar Vigilante (TDV)という経済、金融ニュース配信サービス共同経営者のJeff Berwickさんのインタビューです。

Jeff Berwickさんはカナダ人ですが、1994年のインターネット創成期にカナダで株式売買サイト運営企業創業、その後ITバブル後に会社を売却、世界110カ国以上を旅歩いた後、現在はメキシコの北部Cafayateという小さな村を拠点から経済ニュース編集配信、また各国の金融会議などに出席、発言しています。

現在の金融システムの2大問題、ペーパーマネー発行と実際のお金の何倍も銀行が貸し出すことができるフラクショナルバンキングについて抵抗している、自由経済人です。

彼の経歴とかもおもしろいですが、話もとてもわかりやすいです。ぜひ見てください。


Visualizing Where The Pain Is: Summary Of Biggest Exposures To Italy

ヨーロッパの取引清算機関LCH.Clearnetがイタリア国債取引に関する証拠金の金額を上げたことをきっかけに、イタリア国債金利がさらに上昇。10年物は7%を超えました。

それで本日ヨーロッパ金融市場暴落からはじまり、アメリカ暴落中です。

イタリアは世界で8番目の経済国だから、その影響ギリシャなんかよりはるかに大きいのです。

下の図をみると、イタリアの債権を持ってるのは外国ではフランスが一番多いんですね。416Billion Euroっていうと、43兆円くらいかぁ。(1ユーロ=105円で計算。)

日本の場合は44Billion Euroだから4、6兆円くらいだね。大部分はイタリアの公的債務(国債、地方債)みたいだ。


http://www.zerohedge.com/news/visualizing-where-pain-summary-biggest-exposures-italy

2011年11月9日水曜日

Barclays Says Italy Is Finished: "Mathematically Beyond Point Of No Return"

Barclay Capitalの昨日(8日)のマーケット分析資料によると、イタリアはもう"Beyong Point of No Return"=もう限界を超えている。

詳細はZeroHedge記事とBarclayの資料を参照願いたいのですが、一言でいうと、現在のイタリアの財政でいうと国債の金利が5.5%以上になると、現在の緊縮案ではもう払いきれなくなるということです。

5.5%あたりからこの一カ月で1%以上上昇。昨日の終わり値は6.7%でした。昨日の記事にも書いたとおり、日本国債が1%金利上昇するとそれだけで、10兆円の金利増になります。=ソッコウで破たん。

ZeroHedge記事
http://www.zerohedge.com/news/barclays-says-italy-finished-mathematically-beyond-point-no-return

Bloombergイタリア国債10年もの(昨日の終わり値6.77%)
http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=GBTPGR10:IND

Barclays Capital BARCAP Tuesday Credit Call Big Trouble in Big Italy

2011年11月8日火曜日

Your ignorance is their power

日本の財政はどうなっているのか?「調べて」、「見て」、「遊んで」日本の財政について考えてみよう。

おい財務省!!1000兆円も借金していながら、「遊んで」考えるとはどういうことだ?

Your ignorance is their power = あなたの無関心が敵の力となる。

財務省のページ
http://www.zaisei.mof.go.jp/

Is 6% The Point Of No Return?

イタリアの10年もの国債の金利が6%を超えたわけですが、下のチャートは、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルの国債が6%を超えた後、どのような動きをしてるか、日数で比較したものです。

これを見ると、ギリシャは金利12%に上昇するまで約30月、ポルトガルは約60日。ではイタリア国債はどういう道をたどるのでしょうか?もう何年とかじゃないよ、何週間という単位でしょう。

http://www.zerohedge.com/news/6-point-no-return

ちなみに日本の借金合計は1000兆円だから、金利が1%あがると10兆円の利息支払いが増えます。(1000x10%=10)

現在の税収は年間約40兆円。利払い分は年間10兆円。1%あがると金利負担が倍になる計算です。まぁ、一瞬で破たんですね。

財務省のページ
http://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/sy014_23.pdf

China Takes Advantage Of September Price Drop; Imports Record Amount Of Gold

Financial Timesの記事によると、中国のGOLD輸入額が9月に過去最高を記録しているようです。

中国がGOLDを海外から輸入する場合、香港を経由するらしいです。9月輸入分について香港政府が発表した数字によると、59.6トン。前年同月比だと6倍以上です。(ちなみに2010年一年間通年で120トン。)

中国は急いで準備している。

http://www.zerohedge.com/news/china-takes-advantage-september-gold-price-drop-imports-record-amount-gold

10 Year BTP = 6.66%; Italian Treasury Cancels November 10 Bill Auction

イタリアの国債の金利が急騰しています。

10年ものの金利がこの一週間ちょっとで5.7%から6.66%へ上昇。ようするに、持ってる人(主にヨーロッパの銀行)が売り急いでいるということですね。

また、イタリア財務省は11月の3カ月物の入札をキャンセルしました。

2011年11月7日月曜日

Japan debt will soon set the record for the world history.

先月21日の発表からですが、日本の債務はもうすぐ1000兆円になります。国民一人当たり802万円。

この金額は先日借金上限を引き上げたアメリカの額US$14trillion (約1,092兆円。78円で計算)とほぼ同額。ちなみにアメリカの人口は日本の2倍以上です。

たぶん来年3月末にはアメリカを引き離して世界一に君臨するはず。(ちなみに国民一人あたりではすでに世界一ですが、なにか?)


JPY vs US pegging continues at 78yen

先週10月31日(月)朝09:00からの為替介入後、一ドル=78円で固定中なり。

いつから変動相場制度から固定制度になったのだ?財務省、日銀は公式発表するべきだ。

2011年11月6日日曜日

Bart Chilton - There is Manipulation in the Silver Market

Bart Chiltonさんは、Commodity Futures Trading Commision(CFTC、米国先物取引管理委員会)の委員でようするに官僚です。

CFTCは先物市場の不正取引を監視する組織なわけですが、銀先物取引については、他の商品(石油、小麦等など)に比べると大手金融モンスター(Goldman Sachs, HSBC)のポジション比率があまりに大きく、取引の50%近くになっています。モンスターがこの立場を利用して、不正に価格操作している疑惑がずいぶん前からもたれてきました。

CFTCは2008年から不正の操作をしているのですが、商品先物取引の場合は、株式取引と少し異なりインサイダー取引などの不正を立証することが非常に難しいのです。

とはいえ、官僚が民間メディアに出てきてインタビュー受けるのは非常にめずらしいし、Bart Chilton氏はすでに不正があると言いきっています。不正はまだ立証されてないんですけどね。彼とCFTCにはあらゆる圧力がかかっていることは間違いないのですが、それでも立証される日は近いと思う。

そんなわけで買えるうちにBuy physical silver!!

King World Newsインタビュー
http://kingworldnews.com/kingworldnews/Broadcast/Entries/2011/11/5_Bart_Chilton.html

CFTCの11月4日付きのAnnouncement(圧力がかかっていて文章は短いですが、それでも発表している。)
http://www.cftc.gov/PressRoom/PressReleases/silvermarketstatement

Iran cornerstone of possible WW3 over Mid East

先週フランス、カンヌで行われたG20会議はほとんどがEU, ギリシャのことで終わってしまったんだけだけど、最重要なのは実はこれです。

イランにたいして、イスラエル、アメリカ、イギリスが戦争の準備をしています。

イラク、リビヤは仲間の国がいなかったのですが、イランは中国、ロシアとかとも仲良くやっています。イランはOPEC中2番目に石油生産国で、埋蔵量では世界の10%があります。また、天然ガス埋蔵量でもロシアにつぐ世界第二位。

すでに狂っているアメリカにとっては戦争の理由なんかこじつけでどうでもよくて、(例:イラク、リビヤなどなど)、同盟国イスラエルが攻撃をうけるとか、核兵器開発とかなんでもOK。ようするに、石油とかの資源の権益の確保がしたいわけです。

でもイランは仲間がいるよ。世界は第三次世界戦争に突入しようとしている。

2011年11月4日金曜日

MF Bankruptcy Causes Biggest Foreign Bank Liquidity Scramble To 'Fed Safety' Ever, Harbinger Of Major Eurobank Stress

米中央銀行Federal Reserveの資料の中で外国銀行のReverse Repurchase Agreement額が急増しています。

このReverse Repoっていうのがいまいちよくわからないんですが、ようはMF Globalが倒産してしまって、米ドル現金を持ってる銀行が銀行同士に貸してある現金を引き上げてFederal Reserveに預けなおしてるようです。

なぜ?それはMF Globalがどのくらい隠れた借金があってどの銀行が資金ショートするかわからないから、自分の米ドル現金も銀行同士に貸すんじゃなくて、Federal Reserveに短期間だけ(通常一週間以内)持っていってるってことみたいです。

その額ついに2008年リーマンショックレベルに急上昇!!

http://www.zerohedge.com/news/mf-bankruptcy-causes-biggest-foreign-bank-liquidity-scramble-fed-safety-ever-harbinger-major-eu

Is Japanese Yen pegged to US dollar now?

10月31日(火)の日本時間お昼ごろといえば、僕が香港空港について買物してたときです。

09:00直後から約7兆円規模の日銀介入。金融緩和とかむずかしいこと言ってるけど、ようは新しく印刷したペーパー日本銀行券7兆円分で、ペーパー米ドルを買ったということです。

まぁ、日銀の場合は税金というより印刷代だけだからね。ただし、これで7兆円分が新しく出回るのでみんなが持ってるペーパー日本銀行券の価値(購買力)が薄まるということになります。すぐに影響はでないけれども、まちがいなくその方向。

どうも、スイス中央銀行のまねして、一ドル=78円を狙って固定していくつもりのようだ。下は1時間チャートと1年チャートです。日銀とて市場の動きには勝てるはずない。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE1E3E293858DE1E3E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

1時間チャート

1年チャート

2011年11月2日水曜日

Gold is selling like hotcakes?

昨日につづいてまだマカオにいます。

予想通りGOLDは売ってても、SILVERはないですね。GOLDの値段を聞いたのですが、一オンスあたり2000米ドルちょっとですから10%くらいの手数料になってるようです。